かけっこが突然速くなった?我が子の徒競走が早くなった話。
- 2018.10.01
- 子育て・教育

かけっこが突然速くなった?我が子の徒競走が早くなった話。
我が家の上の子は幼稚園の頃から運動があんまり好きではなく、もちろんかけっこも速くありませんでした。
幼稚園や小学校ではタイムトライアルをして、レース順を決めるのでだいたい同じくらいのタイムの子たちで走るのですが、それでも1番はとったことがありませんでした。
ところが、高学年になったら急に速くなったのです。特に特訓したわけでもなく、フォームを直したわけでもなく、突然に。
実は、私には何も言いませんでしたが、担任の先生が作文に書いてあったことをこっそり教えてくださいました。タイトルは
『足が速くなった方法』
なんと足を速くするために自分で工夫していたみたいです。中学年くらいから『1回くらいはリレーの選手になってみたい』と言っていたので、実現に向けて密かに頑張っていたそうです。先生も私も本人が作文に書くまで気づいていませんでした。
その甲斐あってなんとタイムトライアル、ダントツの1位、念願のリレー選手のアンカー、さらに学校の対外試合でも選抜リレーのアンカーを任されるまでになっていました!
よくよく話を聞いたらきちんといろいろ考えて自分なりに工夫しながら鍛えていたそうです。
今回は子どもに教えてもらった、その秘訣(自己流)をお伝えしますね!
1.普段は重い靴を履く
我が家では雨の日は防水のトレッキングシューズを履いて通学しています。
トレッキングシューズは防水がしっかりしているので雨の日でも水たまりに入っても全然水が染みてこないそう。高学年にもなると長靴もかっこ悪いし、途中で晴れたりしたら遊びにくいし、ってことでゴツいですが、トレッキングシューズです。
それを普段もよく履いていました。独自のオシャレにこだわる子なので、私は『今のブームはトレッキングシューズでゴツめカジュアルなのか。』くらいにしか思っていませんでした。
しかし、本人によると『普段から重いものを履いて脚力を鍛えつつその重さに慣れさせておくと、本気の日に走る用のスニーカーを履くとすごく軽く、足が回る』そうです。
昔何かで読んだボクサーが日常生活でリストウエイトをつけていて試合の日にはずずとパンチスピードが増す、みたいなノリかな?
2.朝は走って登校する。
これも聞いてから改めて気付いたのですが、確かに朝は走っていっていました。
後ろから見ると、全速力ではなく、ジョギングみたいな感じです。私は『早く行って友達と遊びたいのかなー?』と思っていました。
これも本人は『毎日登校のときだけ走って体力をつけた。ずっとじゃなくたまに休憩で歩いたり、また走ったりを学校まで。友達に会ったらそこで終わり。トレッキングシューズは重いので効率よく体力がついた。』と本人は申しておりました。
ちなみに帰りは友達とダラダラお話しながら帰りたいので走らないそうです(笑)
3.本番、本気用のシューズをこだわる。
普段も練習やリハーサルなどは、本番に履く本気用のシューズを履いていっていました。
今までの経験から走りやすいもの(好み)として
・ソールがよく反るもの
・とにかく軽いもの
・しっかり結べるもの
が理想らしく、
かなり吟味していろいろなスポーツメーカー、靴屋さんを回り、やっと見つけたのがこちら↓
特徴はソールの切れ込みが入っていることで、切れ込みが開くことによってとてもよく反ります。
走りのことはよくわかりませんが、反ることによって地面をける力が反映されやすいのかな?
そして子どもの要望通り、とても軽いです!!トレッキングどころか、他のスニーカーと比べても断然軽い。
足が大きくなってきたのでウィメンズを購入しましたが、キッズ、メンズもありました。
どれも切れ込みや軽量化されている点はバッチリ同じです。ジュニアまでは足首はマジックテープだった様な気がします。小さいお子様でも楽々ですね。
伝えたかったこと
我が子の考え出した『かけっこの秘訣』をお伝えさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?もうやってるよ!って方もいらしたかな??
我が子はこれで運動音痴グループから学校トップにまで自力でなりました。(相変わらず球技などは苦手らしいですが。)自信が付いたのか、走ることに関してはとても楽しいようです。
早く走れるようになるともっと上を目指したくなったらしく、『フォームを直したい』と言っていました。その向上心、我が子ながら立派です!
本来なら先に気付いて応援してあげなくてはいけなかったのに、勝手に自分で工夫していつの間にか達成してしまったので今度こそ私も協力してあげたいと思います!(陸上はよく知らないので調べなければ…)
このことで、自分で考えて動いた『子どもの成長』と『工夫と努力でちゃんと夢は報われる、叶うんだ』と言うことを改めて気付かされました。
もうすぐ自分で何でも出来てしまうようになるかもしれないけど、陰ながらでも応援し続けたいと思います。
*ご紹介した方法はあくまでも我が子の考えと結果です。陸上や、運動生理、解剖学などの専門家の意見ではございません。個人差や、『重い靴を履く』などは小さいお子様などは成長の妨げになることがあるかもしれません。お試しになる際はよくご検討の上、様子を見つつお願いいたします。
子どもの可能性は無限大ですね!
皆さまのお子様もかけっこがより楽しめるよう、より足が速くなるよう応援しております☆
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